社会の仕事はいくつかに分類できる。
振り返りのためにここにまとめておく。
また、これらの仕事の分類はお互いに独立している場合が多い。
経営層として優秀な人が部下として優秀とは限らない
タレントとして価値の高い人がマネージャーとして優秀とは限らない
Contents
企業の経営層という仕事
経営層は会社が継続的に利益を上げるための会社の全ての方針を決定する。
自分が手を動かして高いパフォーマンスを発揮するというよりは、社員に働いてもらって成果を出してもらえるような仕組みづくりをする能力が必要。
• ビジネスモデルを考えること
社内の業務効率化を実践すること
企業のマネージャーという仕事
マネージャーは自分が責任を持つ範囲の業務で成果を上げて会社の利益に貢献すること。
マネージャーが手を動かして成果を出すより、部下に成果を出してもらうように仕組み作りする能力が必要。
規模が大きくなるほど仕組みづくり能力の重要度が増す。基礎となるその分野の専門知識もある程度必要だが、全てにおいてエキスパートである必要はない。
企業の部下という仕事
部下の仕事は与えられた専門分野のエキスパートになり、より高い水準で成果を作り出すこと。
仕組みづくりよりもタスクを早く品質良く消化する能力が必要。そういう意味ではタレントにも近い。
一方で、社会全体でみると、マネージャーと部下の関係が企業間でも発生している。
大企業と下請け企業の関係。
大企業の部下の立場でも下請け企業に働いてもらってそれを正しくまとめる仕組み化の能力が必要な場合がある。
何かのタレントという仕事(スポーツ選手、歌手、アイドル)
タレントは一つ以上の能力が高い人。
能力の種類によって価値は変化する。
価値は通常世の中でどれだけ求められるかで決まる。
仕組み化の能力は必要ない。
その能力にどれだけ特化しているかで価値が決まる。